ダメ経営論⑥ 最終章 それでも諦められない理由

ここまで、5回に渡り

可能な限り正直に

ダメ経営論を書いてきた。

 

そして、今思うこと。

正直に言う。

 

管理しない経営は

ぶっちゃけ綺麗ごとじゃない(笑)

リスクは山ほどある。

 

それどころか

2026年現在の平均的な日本社会においては

ほぼリスクしかないと言ってもいい。

 

目先の成果や数字という観点で見れば、

一見、失敗にしか見えないだろう。

  • 自立しない人は、確実に出る
  • 管理され慣れている人は、戸惑って離れる
  • 場合によっては
    「頭おかしくなった?」と思われる(笑)

 

「信頼すれば育つ」なんて、

そんなに甘い話じゃない。

 

管理しない経営の行き先

管理しない経営を選ぶと

だいたい、こうなる。

  • 全員は残らない
  • 成果は一時的に落ちる
  • 分かりやすい統制は効かなくなる
  • 下手をすると、普通に経営危機

 

正直、

経営としてはかなり不安定だ。

 

飛行機で言えば、

乱気流に突っ込んで

「これ大丈夫か?」ってなる感じ。

 

だから多くの組織は、

結局こう考える。

 

やっぱり

管理しないなんて非現実的だよな、と。

 

そして、元鞘?とでもいうのだろうか

・中央に権限を集め

・ルールを増やし

慣れていて

分かりやすく回る形に戻る。

 

それはそれで、

一つの正解だと思う。

 

それでも、戻れない理由

それでも僕は、

もう以前の形には戻れない。

 

なぜなら、

管理で回る組織は

  • 自分で考えなくなる
  • 誰かの正解や指示を待つ
  • 中央が止まると、全部止まる

 

これ、

これからの日本では

かなり致命的だと思うからだ。

 

もちろん

管理の全てが悪いわけじゃない。

 

今日も僕は飛行機に乗り、

管制塔やパイロット、整備士を信頼して

命を預けている。

 

そこには

徹底したルールと

仕事としてのプロ意識がある。

 

自我を限りなくゼロにして、

「自分の役割を全うする」

そう、関わる全員が誓い、責任を遂行しなければ

飛行機を安全に飛ばすとなんてできない。

 

逆に言えば、

その前提がないまま

管理だけを手放したら

ただのカオスになる。

 

それくらいは、

アホの僕でも想像がつく。

 

自由と管理の、ややこしい関係

ふと思い出す。

昔、成績の良い学校ほど

私服OKだった。

 

逆に、

荒れている学校ほど

校則が厳しかった。

 

一見、逆に見えるけど、

たぶん理由は単純で

 

管理されなくても

自己管理できる集団だから

ルールを減らせる。

 

逆に言えば、

自己管理できない集団には、

刑務所みたいなルールが必要になる。

 

結局、

「自由」で伸びる人もいれば

「自由」でいい加減になる人もいる。

 

少なくとも、今の日本社会では

「自由」にされる、かえって「困惑」するか

自由を履き違える人の方が圧倒的に多いだろう。

 

でも、だからこそ

ここの書き換えが、本質的に必要なのでは?!というのが

僕のチャレンジでもある。

 

管理されて伸びるのは、ある意味当たり前?

でも

管理されなくても、言われなくても

「自分で自分を律する」ことができる意識人口を

圧倒的に増やさない限り

 

いろんな意味での底上げと

いろんな意味での覚醒、次元上昇は

ないような気がしている。

 

「自立」と「自律」。

これは、

もしかしたらワンセットなのかもしれない。

 

時代の話を、少しだけ

これはら日本の人口は減る。

若い人は減る。

正解を持つ人も減る。

 

そんな時代に、

中央集権・管理型で

どこまで持つだろうか。

 

100%完璧な自立社会なんて、

たぶん来ない。

 

でも、

「自分で考えようとする人」

「自分の足で立とうとする人」

が増える方向に

舵を切らないと、

いずれ、

誰も支えられなくなる。

 

管理しない経営と

全員の自立は

たぶん永遠に両立しない。

 

でも

 

管理しない経営を目指すこと自体が、

人を信じる練習であり、

中央集権から分散型にシフトしていく練習なんだと思う。

 

完成しなくていい。

途中で崩れてもいい。

 

それでも

 

「信頼と自立を主軸にした経営」を

諦めない人が増えること。

 

それが、

これからの日本には

必要なんじゃないかと思っている。

 

 

ダメ経営論は、今日で一旦終わり。

 

結論は出ない。

正解もない。

ただ一つだけ、

はっきりしていることがある。

 

管理しない経営は、

全然楽じゃない(笑)

多分、管理経営のほうがはるかに「ラク」

 

でもね

 

僕は人を信じる経営を、まだ捨てたくない。

それだけだ。