ダメ経営論⑤休む勇気

この数回

「ダメ経営論」という名前で

経営の話を書いてきた。

でも正直、

最初から経営論を書こうと思って

書き始めたわけじゃない。

ただ、

自分の中に溜まっていた違和感を

まずは書いてみよう!

と思ったら連載みたいになってしまった(笑)

なので、もう少しだけですが続けてみます。

気がつけば長い間

こんな価値観の中にいた。

 

• 行動するのが正しい
• 場にいるのが善
• 参加しないのは怠慢
• 何もしていない人は説明責任がある
僕に限らず
日本の多くの組織やコミュニティに
多少なりとも自然と染み込んでいる空気だと思う。

この価値観の中で生きていると

 

「何もしない」
「休む」

「一歩引く」

 

という選択を語った瞬間、
それはどうしても
言い訳や自己弁護に見えやすくなる。

自分自身も、

こうやって書くことすら

今だに少し気持ち悪さを覚えてしまう。

でも

思い出したことがある。

20年前、

うつ病で会社を休んだとき

新しいことに挑戦するより、

何かを始めるより

休むことのほうが、
圧倒的に勇気がいった。

何もしていない自分を

そのまま差し出す感覚

役に立たないかもしれない自分を

受け入れる感覚

 

後になって思えば、

あれは明らかに

次の人生に行くための

「大事な停止」 

 

でもその時は

全て終わりだー

全て失ってしまうー

 

俺なんてなまけもんだー!!!!

 

って、めっちゃ自分を攻めていて

 

まあ、当時の奥さんが

 

「いいじゃん、休めば。後のことは、また後で考えればいいさー」

 

って言ってくれなかったら

 

まだ頑張って、そこに立ち続けていたかもしれない。

 

思い出しても、元妻には本当に感謝しかない。

実際、

あのとき思い切って休んだからこそ、

そこで

まったく別のルートが開き

そして、新しい世界である意味「頂点」まで登り詰めることができた。

勇気を出して、あの時止まったから、

次が始まった

そう確信している。

今日の覚え書き

立ち止まる勇気は、

強さじゃない。

多くの場合、

ただの練習

• 何も起きていない時間に耐える練習
• 必要とされないかもしれない不安と立つ練習
• それでも関係が続くかどうかを委ねる練習
そして
それでも世界は回る。
ということを
見慣れる練習。

どんな経験も

全部が次のための肥し。

そう信じて、

今日はここまで。

(……たぶん、まだ続く)