先に話しておこう

後出しジャンケンは、ごめんだ。
昔から、あれがどうも好きじゃない。

あとから
「実はこうでした」
「本当はこういう立場です」
と明かすのは、
フェアじゃない気がする。

だから、先に話しておく。

プロフィールにも書いたけれど、
僕は現役のネットワーカーだ。

それがどうした?
どうもしない。

辞めたわけでもないし、
距離を置いているわけでもない。
今も進行形で、その世界に身を置いている。

ただ、
それを“武器”にも
“隠し札”にも
“売り文句”にもしていないだけだ。

これまで、
経済や組織の世界の中で、
人が輝く瞬間も、
苦しくなっていく姿も、
どちらも当事者として見てきた。

成功も、挫折も、
光も、影も。

だから今は、
外から批評する立場でもなければ、
内輪だけで語るつもりもない。

中にいながら、言葉を開く。
それが、今の自分の立ち位置だ。

誤解してほしくないのは、
僕は
経済を否定したいわけでも、
成功を否定したいわけでもない。

むしろ、
一度そこをちゃんと通ったからこそ、
今ここに立っている。

通過した。
でも、降りてはいない。

自分の本筋を歩くようにしただけだ。

だから、
これからここで書くことも、
開いていく場も、

誰かを勧誘するためのものでも、
誰かを啓蒙するためのものでもない。

ただ、
自分の道を生きようとしている人と、
正直な言葉で出会いたいだけ。

そのために、
先に話しておく。

あとから
「聞いてなかった」
「そういう人だと思わなかった」
と言われるくらいなら、
最初から全部、置いておく。

それだけだ。

追伸

そういえば、こんな話がある。

昔、母に突然、
アメリカに連れていかれたことがある。

誘い文句は、
「ロサンゼルスのディズニーランドに行こう」。

一週間の旅行だと聞かされて、
当日の朝。

なぜか、
僕の荷物はすでに全部まとまっていた。

まだ、5歳になる手前。

今思えば、
そう言うしかなかったんだろう。

で、どうなったかというと。

ディズニーランド?
行ってない。

(厳密にいうと、それから3年後には連れていってもらったが)

現地の学校にそのまま放り込まれ、
なぞの新興宗教コミュニティと
共同生活がスタート。

……なかなかだよね(笑)

でもね、
子どもながらに、思ったんだ。

先に言ってよ。
って。

まあ、
先に言われてたら、
絶対行ってないんだけど。

今となっては笑い話だけど、
あのとき、心のどこかで誓った。

後だしジャンケンは、やめよう。

だから、
今こうして書いている。

先に話しておく。
全部はさすがに無理だけど
でも、大事なところはね🎵